ニュース STテレメディア・グローバル・データセンターズ、再生可能エネルギー比率83.2%を達成し、2028年 炭素集約度削減目標を3年前倒しで達成 Jul 21, 2026 STT GDC シェアする Link copied! 第6回ESGレポートは「責任ある事業成長」を通じて、STT GDCがグローバル事業全体の持続可能性と事業レジリエンスを高め、長期的な企業価値創出を推進していることを示しています。 シンガポール、2026年7月21日 ── STテレメディア・グローバル・データセンターズ(STT GDC)は2026年7月21日、2025年版ESGレポートを発行しました。本レポートでは、シンガポールに本社を置くグローバルデータセンタープロバイダーである同社が、AI需要の拡大を含む加速するデジタルインフラ需要に対し、持続可能かつ高効率なインフラ整備によって対応していることを報告しています。主な成果として、再生可能エネルギー使用率83.2%、2021年基準比70.5%の炭素集約削減、2020年基準比41.2%の水使用効率(WUE)改善、ならびにデータセンターの設計・建設・資金調達・運営のあらゆる場面へのESG指標の組み込みにおける継続的な進捗が報告されています。 本レポートは、STTGDCが持続可能な成長を経営の中核に据え、ESGを事業戦略および運営全体に組み込むことで、事業の強靭性向上、顧客からの信頼獲得、さらには長期的な企業価値の創出を推進していることを示しています。 STテレメディア・グローバル・データセンターズ 社長兼グループCEO ブルーノ・ロペスは次のように述べています。 「デジタル成長の次の段階は、業界が、増大する需要、特にAIによる需要の拡大と、限りあるエネルギー、水、土地といった資源との間の課題をどのように解決するかによって左右されるでしょう。したがって、『責任ある事業成長』は単なるサステナビリティへの取り組みではなく、どこに建設し、どのように設計し、どのようにデータセンタープラットフォームを運営するかを決定する、経営上および事業運営上の重要な要素です。2025年の成果は、当社が長年にわたり推進してきた戦略を着実に実行してきた結果であり、グローバルな事業基盤全体でエネルギー効率、排出量削減、資源管理において大きな改善を実現しました。今後さらに事業を成長させる中でも、私たちは同じ規律と姿勢を貫いていきます。それは、構築するインフラ、事業を支えるガバナンス、そして私たちが関わる地域社会や自然環境などすべてに及びます。」 効率的かつ低炭素なインフラの規模拡大STT GDCは2025年においても脱炭素化戦略を前進させ、グローバルなデータセンタープラットフォームの拡大を通じて高まるデジタル需要に応えながら、排出量の削減と資源効率の改善において測定可能な成果を上げました。主な環境面での成果は以下の通りです。再生可能エネルギーの活用をさらに推進し、電力消費量の83.2%を再生可能エネルギーで賄い、2030年までのカーボンニュートラルな運営に向けた移行を支援しています。2021年基準比で炭素集約を70.5%削減し、2028年目標を3年前倒しで達成するとともに、スコープ1・2排出量の絶対量を前年比15.2%削減しました。運営全体のエネルギー効率を改善し、平均電力使用効率(PUE)1.44を達成、2020年基準比13.0%改善しました。データセンターの設計・運営の継続的な最適化を反映しています。水資源の適切な管理を強化し、水使用効率(WUE)が2020年基準比41.2%改善しました。冷却システムにおけるエネルギーと水使用の最適化への取り組みが貢献しています。持続可能なインフラの整備を継続的に推進し、データセンターの48%がグリーンビルディング認証を取得しています。施設のライフサイクル全体にわたるサステナビリティの統合を反映しています。 高い安全水準の維持と、将来に向けた人材の育成STT GDCはグローバルなデータセンタープラットフォームの拡大を進める中で、人材への投資、安全確保、人材能力の強化を、信頼性と持続可能性の高い事業運営を実現するための重要な柱と位置付けています。2025年も、従業員の安全確保、組織能力の向上、そしてデジタル経済の成長に対応できる将来志向の人材育成に注力をしてまいりました。主な社会的成果は以下の通りです。高い安全水準を維持し、労働に関連する死亡事故ゼロ、4,100万時間以上の労働時間において総記録可能事故発生率(TRIR)0.1を達成しました。人材能力を強化するため、従業員1人あたり平均18時間のトレーニングを実施しました。ダイバーシティ&インクルージョンを推進し、グループ全体で女性比率21.7%を達成しました。人材育成の取り組みを拡大し、「DC Power Upプログラム」や各国・地域の10の高等教育機関との連携を通じて、成長するデジタルインフラ分野の即戦力人材の育成を推進しています。スキル開発プログラムや産学連携を推進することで、地域社会および従業員との関係強化を図り、将来を担う人材の育成と地域経済の持続的な成長に貢献した。 ガバナンスとレジリエンスの強化強固なガバナンス、規律あるリスクマネジメント、および堅牢な業務管理体制は、複雑化するデジタル環境においてSTT GDCが責任ある事業成長を実現する基盤となっています。2025年には、意思決定、リスク管理、日常業務にESGの視点を一層取り入れ、長期的な事業の強靭性と持続的な成長を支える全社的なガバナンス体制の強化を推進しました。主な成果は以下の通りです。 ガバナンスとコンプライアンス体制の強化し、全従業員が腐敗防止研修を修了し、グローバル事業全体における誠実性と説明責任の徹底を推進。全社的なリスク管理を強化し、気候変動、サイバーセキュリティ、業務リスクを経営計画や意思決定プロセスに組み込み、事業成長に伴うインフラのレジリエンス強化を推進しました。サイバーセキュリティと業務レジリエンスを向上させ、経営層向けのサイバー演習や主要施設におけるリスク評価の実施などを通じて、ガバナンス体制、技術的対策、および危機対応能力を強化しました。サプライチェーンのガバナンスを改善し、調達プロセスにESG基準を組み込み、責任ある調達慣行を強化しました。第1回グループESGサミットを開催し、組織全体での能力向上と各市場でのESG優先事項の一貫した実施を推進しました。 こうした取り組みは、データセンター事業者に対して、エネルギー、水資源、気候変動、サイバーセキュリティに関するリスクを適切に管理しながら、より高い透明性と説明責任のもとでデータ処理能力の拡充を実現することが求められている状況を背景としています。 STT GDCの2025年ESGレポートは、持続可能な成長に対する同社の取り組みが進化を続けていることを示しており、グローバルな事業基盤の拡大に伴い、着実な実行力、事業レジリエンス(強靭性)、そして長期的な企業価値の向上にこれまで以上に重点を置いています。 デジタルインフラが経済や社会を支える重要な基盤となるなか、STT GDCは今後も、データセンターの設計・建設・運営のあらゆる段階において、サステナビリティ、リスクマネジメント、ガバナンスを組み込んでいく方針です。 また、顧客、パートナー、地域社会との連携を通じて、効率性と強靭性を備えるだけでなく、AIを活用したワークロードを含む次世代のデジタル需要を、責任ある持続可能な形で支えるインフラの提供を目指しています。 STT GDCの2025年ESGレポート全文は、同社のウェブサイト(https://www.sttelemediagdc.com/jp/about-us/our-esg-progress)よりご覧いただけます。